3年,4年セミナー

国際政治・国際機構研究

このセミナーでは広く国際社会が抱える問題や課題について国際政治学の観点から研究しつつ、各学生が自らのテーマを設定して掘り下げ、国際政治をみるオリジナルな視座を形成していくことを目指します。国際社会は紛争、テロ、難民、貧困、環境破壊、感染症など様々な問題に直面していますが、これらには明快な解決策はなく、また、問題の捉え⽅も⼀つとは限りません。歴史的に見ても、国際社会においていかに平和を維持し創造するかをめぐって、様々なアイディアが出され試練にさらされてきました。

3年生の第1タームでは国際秩序に関する文献を読みながら、国際社会をどう捉えればいいのか、国際社会で生じる様々な問題や課題にどのように向き合うべきなのかについて意見を出し合い、学び合うなかで、卒論で追求するテーマを見つける努力をします。その後、第2ターム中に各自がさらに調査を重ねて卒論テーマを確定し、第3タームで研究方法について学びながら、卒論のテーマ、先行研究、自分の主張(仮説)について口頭発表します。そして、改訂を重ねながら、第4ターム末に卒論計画書を提出します。4年次は計画に沿って卒論を仕上げていきます。

 

【研究で大切なこと】

(1)自分が情熱を持って取り組めるテーマを設定すること
(2)その分野で何が言われてきたのかを把握すること(先行研究)。
(3)先行研究に自分が何を付け加えられるのかを意識すること(オリジナリティ)。

卒業論文タイトル一覧

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